可愛い年上彼氏
この学校に通い…1人暮らししたいと言ったら
喜んで金を出した…
……ホント最低だ…
あたしは無意識に泣いていた…
そんなあたしを優しく抱きしめる先輩…
凄く暖かい…
「瑞音ちゃんの彼氏でよかった…」
あたしを抱きしめたまま呟く先輩は続けた…
「瑞音ちゃんの過去を聞いて正気で居られる男子って…僕だけだと思わない…?」
笑顔で言う先輩に…あたしはドキドキする
「僕は瑞音ちゃんのコト大好きだよ?…瑞音ちゃんは僕のコト好き?」
上目遣いで聞いてくる先輩にあたふたするあたし
「好きじゃなきゃ……付き合い…ません…から///」
あたしは先輩に顔をくっつけて言った
凄く落ち着く…
「ホント?よかった///」
優しく微笑む先輩…
あたしも…先輩が彼氏でよかったかも
先輩はあたしから体を離すのと同時にそっとキスをしてきた
「初めてなんだ…キス///」
照れながら言う先輩にあたしは冷静に答えてやった
「あたしもですよ」