可愛い年上彼氏
学食でさっきの子のコトを2人に報告した
「1年で身長155弱の男子?!」
あたしの説明を聞き返すナナ
「うん」
少し考えてから口を開くナナ
「たしか今年の1年男子に150代はいないよ」
は…?
「いない?!」
聞き返してみた
「いませんよ」
いやいや、さっき屋上で会ったって…
「そんなコトより!!みぃちゃん!!」
舞華が話しかけてきた
「今日カラオケ行かない?!」
カラオケ…?
「別にいいケド」
カラオケかぁ、久しぶりだなぁ
「瑞音…165の間違えじゃないの?」
ナナがさっきの話に戻して来た…
「いやアレは絶対150代だって!!見間違えるはずがない…」
あれは絶対150代!!
「まぁいいや、そろそろ教室戻る?」
ナナが席を立ち上がる
「うん、戻ろぉ戻ろぉ」
舞華とあたしも立ち上がる