可愛い年上彼氏
クリーンヒット
「いきなり何すんじゃこの野郎!!!」
「はっ?手が滑っただけだけど…何か?」
そう言ってあたしは舞華の隣に座った
そして舞華に聞いた
「舞華…涼太と付き合ってんの?」
そんなあたしの質問に答える舞華…
「付き合ってないよ」
なぜかわからないが安心した…
すると先輩の隣に座っていた涼太が立ち上がる
「おい…柚原ちょっと来い」
そう言ってあたしの腕を引っ張る涼太
あたし達は舞華の部屋を出て廊下に出る…
「お前あーいう事聞くなよ…」
「…なんで?」
「だから…その…」
………あぁ…なるほど
舞華が好きなのか…
「いつ告んの?」
「なっ…バカじゃねーの?」
「告んないの?」
なんかコイツ意外と恥ずかしがり屋なんだな…
「夏休みだし…時間はたくさんあるよ?」
まぁ…時間があるのは確か…
「…ち、近いうちに告ろうとは思ってる…」
「あっそ…頑張って」