可愛い年上彼氏
心配…?
何…心配って…?
子供見捨てやつに…
心配する資格なんてあんの?
「お袋がさぁ…近々会いに行くとか言っててさ…一緒に暮らしたいとかも言ってたぜ…」
あぁ…
そういう事か…
ただコイツらは気楽に住む家が欲しいのか…
なら…
「あの家に住みたいなら勝手に住めば?その代わりアンタ達があの家に来たら…あたしは出てくから…」
アンタ達みたいな下劣な奴らと同じ空間にいたくないし
「え…いや、俺の話聞いてた?…お袋は一緒に住みたいらしいぜ?」
一緒に住みたい…?
ふざけないでよ…
「自分の子供見捨てたくせに…何が心配よ!!何が一緒に住みたいよ!!ふざけないで…」
綺麗事ばっかり並べて…
「とにかくアンタ達と一緒に住む気はないから!!!」
悠哉の手からネックレスを取り
さっさと店を出た…
………はぁ…
輝がいる事忘れて言いたい放題言っちゃった…
「瑞音ちゃん大丈夫…?」