可愛い年上彼氏

「荷物はその辺置いていいよ…適当に座ってて、今お茶入れるから」


あたしは荷物を床に置いて3人掛けのソファに座った

するとさっきの人が隣に座ってきた


「あんた…輝の女?」


あたしははいと小さく答えた


「今日からココに住むんだろ?」


遠慮がちに頷いた…


「じゃあヨロシクな…俺輝の兄貴で奏ってんだ」

「ヨロシクお願いします」

「まぁ実の兄貴みたいに接してくれて構わないから…てかあれだろ…どうせ結婚するんだから」


……えっ?

け、結婚?!


「兄ちゃん何言ってんだよ!!瑞音ちゃん引いてんじゃん…」


丁度そこに輝が戻ってきた…


「えっ結婚すんだろ…?」

「付き合ったのも最近なのに結婚なんてまだ考えてないよ…」

「あと3ヶ月すりゃ結婚できんじゃん…」


なんかこの兄弟…突っ込みどころ満載なんだけど


< 80 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop