可愛い年上彼氏

「お前瑞音だっけ?…瑞音だって輝と結婚してぇだろ?」


……

えっ?

今ここであたしに振る?

てか、なんて答えればいんですか…?

そりゃ…出来るなら…したいけど…


「まだそういう事は考えた事ないですから…」

「…つまんねーの」


なっ!

つまんないって…

あたしの人生なんだから関係ないじゃん…!!



「……てかホント兄ちゃんうるさい…瑞音ちゃん僕の部屋行こっ!!」


輝はあたしの手と荷物を持って2階に行く

階段を上がって右あたりの部屋に入る


「その辺に座っていいよ…あっ、折角いれたお茶忘れた!!持ってくるね」


そう言って部屋から出ていった

……てか、あたし今日からどこで寝るの?

まさか…ここ…とか?

それは……ないよねぇ


まぁ考えないようにしよ


あっ…手紙…

あたしはいつも持ち歩いているカバンから父さんからの手紙を取り出した


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