REAL HOPE Ⅲ
こんな代役任せといてさぁ
ん?私別に任されてないか
てかむしろ関わるなって言われたんだっけ?
だけどスルーなんて出来ない!!頼まれといてスルーなんて出来ない!!
「…えっと…」
なかなか話せないでいる私に、小さな声が届く
「やっぱりツカサ、私に会いたくないって言ってましたよね?」
まるでツカサの答えが分かったみたいに
もしかしたら私の態度で分かったのかもしれないけど…
私が言おうと思っていた言葉を口にする