REAL HOPE Ⅲ




「いや、大丈夫です…洗えば何とかなるし」



女の人は、あわあわと口元に手をあててハンカチを手渡す



「何してんだよ馬鹿ジュン」



「アイスついた…」



ピンクに染またワイシャツをパタパタさせながらツカサに残ったアイスを渡す




「え……」




するといきなり、私の隣にいるツカサを見て動きを止めた女の人……



ん?




ツカサは私から声へと視線をずらすと、目を見開いて停止した。




え?なになに?知り合い?




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