REAL HOPE Ⅲ



どうやらレツは私のラスト対戦をまってはくれないらしい…



私は仕方なくソファーの上にポイッとコントローラーを投げ捨てると、近くに置いてあった鞄を持って立ち上がった



「んだよジュン逃げんのか!?」



「しょうがないじゃん、また今度」



ぶうぶう文句をいうツカサは詰まらなそうに私に振り返っている



「ジュンちゃんまた明日ね」



ハルマは読んでいた雑誌を机に置くと私に手を振ってた



「ばいばーい」




< 288 / 396 >

この作品をシェア

pagetop