REAL HOPE Ⅲ
どうやらレツは私のラスト対戦をまってはくれないらしい…
私は仕方なくソファーの上にポイッとコントローラーを投げ捨てると、近くに置いてあった鞄を持って立ち上がった
「んだよジュン逃げんのか!?」
「しょうがないじゃん、また今度」
ぶうぶう文句をいうツカサは詰まらなそうに私に振り返っている
「ジュンちゃんまた明日ね」
ハルマは読んでいた雑誌を机に置くと私に手を振ってた
「ばいばーい」