REAL HOPE Ⅲ


ウォークマンをポケットへ突っ込む



「は?何が?」



ひっくりがえった上履きを足先で綺麗に直しながら履くと



「スーツ合わせ」



「あぁ、そうそう」



やっぱりミサキは私のパンツにはノーコメントで立ち上がり


かったるそうに歩き出した。



どうやらまぢで宣伝係やるらしい




奇跡的にやるらしい。



まだパンツの事を根にもつ私もその後ろを付いて保健室を出た





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