REAL HOPE Ⅲ



私しだい………

ごちゃごちゃした頭を抱えるようにして髪をぐちゃっと握る




“君みたいな子と居られると、困るんだよ”



まるでトングで頭を叩いたみたいに、ガツンと頭痛が私を襲う。




“何でか、分かるよね?”



分かる。分かる…分かってる




私はレツにふさわしくない。ふさわしくない人間なんだって





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