REAL HOPE Ⅲ
そう訴えようと、ぐりんと視線を女子達に移すと
皆はまるで私達見てませんでしたよぉー的な感じで視線をそらしやがった…
そんなこんなで冷戦を繰り広げていると
ついに着替え終わったらしいミサキがこっちへ来る
「キャー!ミサキ君まぢカッコイイ」
「写メっていい?」
普段ミサキ君に恐れをなしているのか、話し掛けさえしないクラスメートが今日はミサキに群がる
うん。確かにカッコイイ
つか、
かなり……
「ホストっぽいね」