REAL HOPE Ⅲ



ぼーっとそれを噛み締めながら景色にひたっていると



「ジュンちゃん」



ハルマが私へと視線を向けて



「ずっとレツの側に居てあげてね」





こっちを見ているはずなのに、その瞳はまるでどこか遠くを見ているような…悲しく、切なさを含んでいた





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