REAL HOPE Ⅲ



何がどうなってそうなった?



私帰らされるんじゃないの?



「ちょっ、は?待ってよ!!」



いつの間にか特攻服を着替えていたレツは私の腕を引っぱって、その右手にはバイクのキーが握られているっぽい



「行ってらっしゃーい」ズルズル引きずられる私を助ける素振りもなく、ハルマはノンキに手を振ってニッコリ




「ジュン優しくしてもらえよ~」



ちょっとツカサ!!何言っちゃってんだお前!!!





< 369 / 396 >

この作品をシェア

pagetop