REAL HOPE Ⅲ



それより何よりツカサのお家がモーターの修理工場だったとは…初耳!!


いまだ脳内をグルグルかけずり回っていると




「取りあえずこっち来い」



窓辺にペタリと張り付いていた私をレツがテレビ前のソファーから手招きする。




レツはいつものように足を大きく開いて座っていて、私はその隣にちょこんと腰を下ろす。



白くてフワフワなソファーは、後ろにスッと吸い込まれそうな感覚さえする



まるでマシュマロ



いや、メレンゲかもしれない





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