REAL HOPE Ⅲ



私はすぐさまレツの胸元をグイっと押すけど、レツはそう簡単に離してはくれない。



それどころか私の後頭部を片手で押さえて自分の顔の方へと引き寄せてくる…



ヤバイ…ドキドキしてヤバイ！！！


だいたい私が上って…これじゃあまるで私が襲ってるみたいじゃん！！



「何だよ」



ついプイッと横を向いた私に不機嫌そうなレツの声が届く




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