REAL HOPE Ⅲ



私は本日二回目の涙のせいで、目はすでに真っ赤。


きっと明日の朝にはパンパンに腫れ上がっているに違いない…



あぁ恥ずかしい。あぁみっともない。




このまま明日にならなきゃ良いのに…私とレツの周りだけ時間が止まっちゃえば良いのに…



私はレツの腕に抱きしめられながら瞳を閉じた。



数時間後に待っている別れを忘れるように………






< 385 / 396 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop