REAL HOPE Ⅲ
「じゅあもういいよ!!レツと一緒に寝ない!!!」
「ふーん」
ふーんて何だ!!俺関係ないみたいな
「本当だから!!もう寝ないから」
そう言う私に、レツは後ろからでは分からないぐらいの小さな笑みを作ると
「素直じゃねぇな。昨日の夜はあんなに素直だったのに」
クックッと笑うレツに、私の顔はカァーっと赤く染まっていく。
もうヤダこの男!!
何で今日はこんなつっかかってくるんだ。
私はぶっとホッペを膨らますと、口をつぐんだ