お前のことが…好きや。

「何や〜ゆう、機嫌悪いんかぁ?」

…お前のテンションが、どうかしてんねん。

俺は疲れたんや。
毎日毎日…学校がつまらん。
もう、辞めたいとすら思てる。

まぁ…カズがおるから…多分、辞められんけどな(笑)

「あ、分かった!!女やろ?」

「あ?意味分からん。何で女の話、してくんねん」

俺がこう言ってんのに、分かる分かるとでも言いたげに頷くカズ。

「恋やろ…?その、疲れ果てたような姿!!」

「はぁ?」

わっけ分からん…
疲れ果てたような姿が、何で恋に結び付くんや…(汗)

「俺もよくあるわ〜。そやな〜うん。せやせや…――」

………延々と続きそうやな。

俺は、ほぅっとため息を吐いた。



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