キスシリーズ~バカ、キス、好き~ 短編


「けど、みっちゃん可哀想だからもうそのへんでやめとけよタカ、そのうちクラスのみんなも来るからな」


「そんなん見せつけたらいいねん」


「それがダメなの!!一々言わないと分からないの!?」


亜季が、隆浩の前に行く。


「分からん」


即答なのね…。


あたしは、隆浩に壁に押しつけられていて、その横に亜季がいる。


「あ・の・ねぇ、ここ教室よ教室!!あんたのこと好きな子たくさんいる中でキスなんかしてみなさいよ!水樹いじめにあうよ…」


亜季は、威圧感たっぷりに隆浩に言う。


うーん…。いじめ上等って感じなんだけどなぁ、あたし…。


てゆーか、付き合う前から覚悟はできてるんだけどね…。



< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop