魔女×魔法
−−−−10年後−−−−
『おはよー』
『あ、うんおはよう』
日常−−−−
そう、この朝が私にとってのみんなと一緒の日常。
私には、親がいない。
10年前のあの日、私が見殺しにした。
正確には、殺した。
大好きだった両親を殺してしまった。
あの日から、私は感情を捨ててしまった。
みんなの前では、さも感情があるように見せる。
小さいときに身についた能力だった。
『昨日のニュースみた?』
『火事のニュース?』
『それー!』
『もう、7回連続してるよね・・・』
『でも、奇跡的に怪我人は出てないんだよね。』
さも驚いてるかのように言う。
『不思議だねー』
下駄箱についた。
今は、通学中。
彼女−−−堀口三咲(ほりぐちみさき)とはクラスがちがうので
ここで、別れた。
すると今度は、席が隣の西谷澪(にしたにみお)が話しかけてきた。
席が隣なだけで、特別仲がいいわけではない。
澪も同じ話しをしてきた。
昨日の火事のできごとは7件目となるので、今朝のニュースはそれでもちきりだった。
『おはよー』
『あ、うんおはよう』
日常−−−−
そう、この朝が私にとってのみんなと一緒の日常。
私には、親がいない。
10年前のあの日、私が見殺しにした。
正確には、殺した。
大好きだった両親を殺してしまった。
あの日から、私は感情を捨ててしまった。
みんなの前では、さも感情があるように見せる。
小さいときに身についた能力だった。
『昨日のニュースみた?』
『火事のニュース?』
『それー!』
『もう、7回連続してるよね・・・』
『でも、奇跡的に怪我人は出てないんだよね。』
さも驚いてるかのように言う。
『不思議だねー』
下駄箱についた。
今は、通学中。
彼女−−−堀口三咲(ほりぐちみさき)とはクラスがちがうので
ここで、別れた。
すると今度は、席が隣の西谷澪(にしたにみお)が話しかけてきた。
席が隣なだけで、特別仲がいいわけではない。
澪も同じ話しをしてきた。
昨日の火事のできごとは7件目となるので、今朝のニュースはそれでもちきりだった。