もういちど、

キミ




このイケメンに連れて行かれてるから?

それともあたしが久しぶりに学校に来てるから?


周りからの視線が痛い…




だんだんあたしの腕を握る手が強くなる。


「いた…っ」

「あ、ごめん」


そう言ったときには、
別校舎に繋がる、
ひと気の少ない階段のすみに来ていた。




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