もういちど、



後ろから…あたしを呼ぶ声。



「えっ」


と言って振りかえると、そこには……



「さえ!?」


「やっぱ澪だぁ!」


親友のさえが立っていた。




「うっそー!!もう大丈夫なの!?てか連絡しろし~!!」


「まじゴメンっ」


「まぁ~いいや!澪が退院できたってことだし♪」



あたしよりもテンションが高いさやは、とにかく声が…デカい。

まじこの会話も丸聞こえっ!!




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