夜の園


 最初は憧れだった。

 それは、様々な名声を欲しいままにする

 彼女に対する、興味と憧れ。

 嫉妬もした。

 強く、美しい彼女が

 恵まれた彼女が泣くようなことなど

 辛い事などないだろう、と。

 それでも、彼女の事知るうちに

 それは消えていき、姿を変えていった__。

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