夜の園


あんな馬鹿な男に私も桜も渡さない。

でしょう?桜。。。

『貴女の鮮血を浴びた私を、その冷たいナイフで貫いて。』

『私の最後は貴女とともに。貴女と血も心も混ざりあって』

混ざりあって

溶けて

冥府の地へと

貴女と私の理想郷へと

堕ちてゆく___。

冷たくなる体を感じながら

私たちは冷たくも、温かな眠りへと堕ちていく___。





≪死さえも二人を別つことはできない≫

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