☆ハイローハート
「あ、理一、お邪魔してます」
リューイチはアタシから逃れると、肩で息をしながら耳まで赤くしている
理一は何をしにきたのか、また乱暴にドアをとじて自室に行ってしまった
「な?怒ってるだろ?」
「ほんまや……
彼女となんかあったんかな」
「みさきが怒らしたんじゃねーの?」
「なんでよ~、怒らすようなこと何一つしてないよ」
しばらくすると理一ママにお手伝いを言い渡されて、ガサゴソしていると理一パパが帰ってきた
「帰ってきて若い女の子に“パパおかえり”って言ってもらうって、いいね~」
と鼻の下をこすりながらいう
お兄ちゃんは今日は遅くなるらしい
「みさきちゃん、理一呼んできてくれない?」
……ゲゲ、機嫌悪いのにッ
理一の部屋はどこか知らないけれど、リビングを出れば物音が聞こえてきてどこに彼がいるのかすぐにわかった
トントン
「理一?ごはんできたよ??」
トントン
「理一?きーてる?」
トントン
「おーい、返事せーよ」
トントン
ガチャ!!
突然ドアが開いてぶつかりそうになる
「あぶなっ!ぶつかるやん」
理一はアタシを避けるように部屋から出ると、サッサとリビングへと自分だけ行ってしまった
……八つ当たりはやめろっつーの
さやかのヤロー、何しやがった
楽しい食卓も理一だけは終始無言
自分だけ食べ終わると、サッサと出て行ってしまった
リューイチはアタシから逃れると、肩で息をしながら耳まで赤くしている
理一は何をしにきたのか、また乱暴にドアをとじて自室に行ってしまった
「な?怒ってるだろ?」
「ほんまや……
彼女となんかあったんかな」
「みさきが怒らしたんじゃねーの?」
「なんでよ~、怒らすようなこと何一つしてないよ」
しばらくすると理一ママにお手伝いを言い渡されて、ガサゴソしていると理一パパが帰ってきた
「帰ってきて若い女の子に“パパおかえり”って言ってもらうって、いいね~」
と鼻の下をこすりながらいう
お兄ちゃんは今日は遅くなるらしい
「みさきちゃん、理一呼んできてくれない?」
……ゲゲ、機嫌悪いのにッ
理一の部屋はどこか知らないけれど、リビングを出れば物音が聞こえてきてどこに彼がいるのかすぐにわかった
トントン
「理一?ごはんできたよ??」
トントン
「理一?きーてる?」
トントン
「おーい、返事せーよ」
トントン
ガチャ!!
突然ドアが開いてぶつかりそうになる
「あぶなっ!ぶつかるやん」
理一はアタシを避けるように部屋から出ると、サッサとリビングへと自分だけ行ってしまった
……八つ当たりはやめろっつーの
さやかのヤロー、何しやがった
楽しい食卓も理一だけは終始無言
自分だけ食べ終わると、サッサと出て行ってしまった