☆ハイローハート
――しまったァァ!!
部屋で制服を着替えて、(何のもっかな~)なんて冷蔵庫を開けたときに玄関から聞こえてきた人の話し声に顔をゆがめた
理一のヤツ!!
……ビビッてナルととよきをつれてきたな!!
「あっこちゃん、あっこちゃん」
とナルがふざけた歌をうたっている
……アタシがちゃんと電話で“一人で来い”って言わなかったのが悪いか
ヤツらの分もアイスストレートティーを入れて部屋に行った
部屋のど真ん中でとよきが転がってて仰天する
「……何してんの?」
「サリーとカブに奉仕してる」
……サリーはとよきの額をザリザリと舐めていて
カブはとよきの足に飛び乗ったり、飛び降りたりを繰り返している
う、うん……
まあ、サリーとカブが幸せそうならいいんだけど
「おいとよき、そのままこっち見ろよ
あこスカート履いてんぞ」
とよきはナルに言われたとおりにそのまま顔をこちらに向けた
……コイツら、脳内中学生のまんま
「レギンスが邪魔」
とよきが眉を寄せてそう言った
「ハッ、アタシのスカートの中が簡単に見れると思うなよ」
アイスティーを出すと、とよきが起き上がる
そそくさとそれに手をのばす理一をにらんだ
「話があるって言ったでしょ?
なんでナルととよきつれてくんのよ」
「だって、こえーんだもん」
そもそも、怒られるっていう予感があること自体後ろめたいことしてるからでしょーが
だけど、ナルととよきがいるのに切り出すわけにはいかなくて、アタシはため息をついた
部屋で制服を着替えて、(何のもっかな~)なんて冷蔵庫を開けたときに玄関から聞こえてきた人の話し声に顔をゆがめた
理一のヤツ!!
……ビビッてナルととよきをつれてきたな!!
「あっこちゃん、あっこちゃん」
とナルがふざけた歌をうたっている
……アタシがちゃんと電話で“一人で来い”って言わなかったのが悪いか
ヤツらの分もアイスストレートティーを入れて部屋に行った
部屋のど真ん中でとよきが転がってて仰天する
「……何してんの?」
「サリーとカブに奉仕してる」
……サリーはとよきの額をザリザリと舐めていて
カブはとよきの足に飛び乗ったり、飛び降りたりを繰り返している
う、うん……
まあ、サリーとカブが幸せそうならいいんだけど
「おいとよき、そのままこっち見ろよ
あこスカート履いてんぞ」
とよきはナルに言われたとおりにそのまま顔をこちらに向けた
……コイツら、脳内中学生のまんま
「レギンスが邪魔」
とよきが眉を寄せてそう言った
「ハッ、アタシのスカートの中が簡単に見れると思うなよ」
アイスティーを出すと、とよきが起き上がる
そそくさとそれに手をのばす理一をにらんだ
「話があるって言ったでしょ?
なんでナルととよきつれてくんのよ」
「だって、こえーんだもん」
そもそも、怒られるっていう予感があること自体後ろめたいことしてるからでしょーが
だけど、ナルととよきがいるのに切り出すわけにはいかなくて、アタシはため息をついた