☆ハイローハート
携帯を眺めながら理一が複雑な顔をしてる
「いや、でも普通あんなエロい黒のすけすけレースなんて高一の女ははかねーだろ」
「やっぱ外人の血が入ってると違うんじゃね??」
声を潜めているから誰の声かはわからないけど……
……なんか、会話の内容が
「さやかはやっぱり清純な白をはいてて欲しい」
理一はそう言った後に、「まっさらな白じゃなきゃ……」と付け加えている
…………
「俺、さっきの光景が頭からはなれねーんだけど」
ナルが横目でちらっとこちらを見た
それを皮切りに男達がじーーーっとこっちを見続ける
まるで、何かを、目にやきつけるように……
アタシは手に持っているスカートをぎゅっと握り締めた
真剣な目をしたナル
「今夜のおかず、決定です」
…………っ!!
「あほかーーーーっ!!」
アタシはがばっと膝立ちになって叫ぶと、思わず丸めたスカートを男らにぶん投げた
理一が携帯を落としそうになりながらそれをキャッチする
サリーがアタシの騒ぎっぷりに驚いて、とよきの肩から飛び降りるとベッドの向こうに避難するのが目の端にうつる
「何の騒ぎー??」
お盆を抱えたあこがドアを足であけて入ってきて、その隙間を猫が二匹ぴゅーっと逃げ出て行く
「いや、でも普通あんなエロい黒のすけすけレースなんて高一の女ははかねーだろ」
「やっぱ外人の血が入ってると違うんじゃね??」
声を潜めているから誰の声かはわからないけど……
……なんか、会話の内容が
「さやかはやっぱり清純な白をはいてて欲しい」
理一はそう言った後に、「まっさらな白じゃなきゃ……」と付け加えている
…………
「俺、さっきの光景が頭からはなれねーんだけど」
ナルが横目でちらっとこちらを見た
それを皮切りに男達がじーーーっとこっちを見続ける
まるで、何かを、目にやきつけるように……
アタシは手に持っているスカートをぎゅっと握り締めた
真剣な目をしたナル
「今夜のおかず、決定です」
…………っ!!
「あほかーーーーっ!!」
アタシはがばっと膝立ちになって叫ぶと、思わず丸めたスカートを男らにぶん投げた
理一が携帯を落としそうになりながらそれをキャッチする
サリーがアタシの騒ぎっぷりに驚いて、とよきの肩から飛び降りるとベッドの向こうに避難するのが目の端にうつる
「何の騒ぎー??」
お盆を抱えたあこがドアを足であけて入ってきて、その隙間を猫が二匹ぴゅーっと逃げ出て行く