☆ハイローハート
誰もいない公園は暗くて、なぜかベンチの後ろには柳の木が茂っていてそれが生ぬるい風に揺れている
今にも、柳の下にユーレイがでてきそうな雰囲気
缶ジュースをあけると、ごくごくとのどの鳴る音が聞こえてきた
「理一くん……私の名前覚えてる?」
「チャコちゃん、だよね?」
「じゃあ他の女の子は?」
「…………ごめん、覚えてないや」
女は眉を下げて笑うと「ま、でも私の名前知ってくれてただけで嬉しいけど」と、横に座る俺の肩に頭を置いた
……なんか、めっちゃ誘われてる?
「彼氏いないの?」
「いないよ」
「今日合コンにいた男の中に好みのヤツいなかった?」
「いた」
「誰?ソイツに言っておいて……」
とまでいうと、「理一くん」と女は俺の顔をのぞきこんだ
「理一くんみたいなのがタイプ」
じっと目が合う
んーーー……っと、俺、さっき彼女いるって言ったよな??
いつまでも向こうが目を逸らさないから、吸い寄せられるように顔を近づけていく
軽く唇を合わせて相手の反応をうかがうと、拒否する様子もない
自分の中のどこかにあるスイッチがオンになったのがわかる
……じゃ、いただきます
と、立て続けに唇を重ねて舌を入れると「んんっ」と女は俺の首に腕をまわして体を密着させてきた
ここ公園だし、服を脱がせるわけにもいかず手だけを忍び込ませてキスを続けた
スカートを少し捲くると「ここじゃ、丸見えやから……」と言われて、脳がふわふわとさまよいはじめる
……声だけ聞いてると、すげーみさきっぽい
背後に立つ柳に姿が隠れるように女の手を引っ張ると、向かい合ってスカートを腰あたりまでまくりあげて指で確かめた
かすかに声をあげた女の顔を見て、ドキンとする
――顔が、違う
言葉は似ているのに……
俺は女を後ろ向きにすると木に手をつかせた
……顔見なきゃいっか
性急に下着をひざあたりまでずらすと、遠慮なく挿入した
今にも、柳の下にユーレイがでてきそうな雰囲気
缶ジュースをあけると、ごくごくとのどの鳴る音が聞こえてきた
「理一くん……私の名前覚えてる?」
「チャコちゃん、だよね?」
「じゃあ他の女の子は?」
「…………ごめん、覚えてないや」
女は眉を下げて笑うと「ま、でも私の名前知ってくれてただけで嬉しいけど」と、横に座る俺の肩に頭を置いた
……なんか、めっちゃ誘われてる?
「彼氏いないの?」
「いないよ」
「今日合コンにいた男の中に好みのヤツいなかった?」
「いた」
「誰?ソイツに言っておいて……」
とまでいうと、「理一くん」と女は俺の顔をのぞきこんだ
「理一くんみたいなのがタイプ」
じっと目が合う
んーーー……っと、俺、さっき彼女いるって言ったよな??
いつまでも向こうが目を逸らさないから、吸い寄せられるように顔を近づけていく
軽く唇を合わせて相手の反応をうかがうと、拒否する様子もない
自分の中のどこかにあるスイッチがオンになったのがわかる
……じゃ、いただきます
と、立て続けに唇を重ねて舌を入れると「んんっ」と女は俺の首に腕をまわして体を密着させてきた
ここ公園だし、服を脱がせるわけにもいかず手だけを忍び込ませてキスを続けた
スカートを少し捲くると「ここじゃ、丸見えやから……」と言われて、脳がふわふわとさまよいはじめる
……声だけ聞いてると、すげーみさきっぽい
背後に立つ柳に姿が隠れるように女の手を引っ張ると、向かい合ってスカートを腰あたりまでまくりあげて指で確かめた
かすかに声をあげた女の顔を見て、ドキンとする
――顔が、違う
言葉は似ているのに……
俺は女を後ろ向きにすると木に手をつかせた
……顔見なきゃいっか
性急に下着をひざあたりまでずらすと、遠慮なく挿入した