☆ハイローハート
女ってよくわからない
っつか、なんで女って突然突拍子もないことをしでかして男をビビらせるんだろう
とよきとマンションのエントランスに入った瞬間足を止めた
「……え?」
「あ、理一くん!!」
嬉しそうに駆け寄ってきて俺の腕に巻きついたのは、チャコちゃんだった
「……え、なんでここ……」
「友達の家に遊びに来たんだけど、あ、あの子なんだけどね」と少し離れたところでこちらを見ている女の子を指差した
会釈されて、戸惑ったままちょっと頭を下げる
「理一くんのマンションの近くだーって思って、来ちゃった」
……うん、いや、来ちゃったって……
「彼女と一緒だったら知らんぷりすればいいかな~って思ったし」
……想像するだに恐ろしい
「とよきくん久しぶり~」
チャコちゃんは肩より少しだけ長い髪を耳にかけてとよきに手を振った
……とよきは目で(どーすんだよ)って訴えかけてきて……
どー……しましょう
改めてチャコちゃんに目を向けると、彼女が制服を着ている事に気付いた
……どっかで見たことあるような制カバンを持ってて……っつかチャコちゃんが制服着てるとこはじめて見たな
白いブラウスに普通のプリーツスカート、半そでに刺繍されているアルファベットは筆記体でSGと書かれてある
あの……制服の下にそんな派手な色の下着つけてたら、すけすけっつーか、もはや丸見えに近いんですけど
「なんか、理一くんと外で会えるの嬉しい」
ハハ……
勘弁してよ、心臓に悪い
その時背後で自動ドアが開く音がして、俺は通路を譲るように彼女たちを端に追い込んだ
――「ん、今マンションについた……昨日聞いたよ、新曲入れてくれたMD、すっごい良かった」
ま・じ・で・!
っつか、なんで女って突然突拍子もないことをしでかして男をビビらせるんだろう
とよきとマンションのエントランスに入った瞬間足を止めた
「……え?」
「あ、理一くん!!」
嬉しそうに駆け寄ってきて俺の腕に巻きついたのは、チャコちゃんだった
「……え、なんでここ……」
「友達の家に遊びに来たんだけど、あ、あの子なんだけどね」と少し離れたところでこちらを見ている女の子を指差した
会釈されて、戸惑ったままちょっと頭を下げる
「理一くんのマンションの近くだーって思って、来ちゃった」
……うん、いや、来ちゃったって……
「彼女と一緒だったら知らんぷりすればいいかな~って思ったし」
……想像するだに恐ろしい
「とよきくん久しぶり~」
チャコちゃんは肩より少しだけ長い髪を耳にかけてとよきに手を振った
……とよきは目で(どーすんだよ)って訴えかけてきて……
どー……しましょう
改めてチャコちゃんに目を向けると、彼女が制服を着ている事に気付いた
……どっかで見たことあるような制カバンを持ってて……っつかチャコちゃんが制服着てるとこはじめて見たな
白いブラウスに普通のプリーツスカート、半そでに刺繍されているアルファベットは筆記体でSGと書かれてある
あの……制服の下にそんな派手な色の下着つけてたら、すけすけっつーか、もはや丸見えに近いんですけど
「なんか、理一くんと外で会えるの嬉しい」
ハハ……
勘弁してよ、心臓に悪い
その時背後で自動ドアが開く音がして、俺は通路を譲るように彼女たちを端に追い込んだ
――「ん、今マンションについた……昨日聞いたよ、新曲入れてくれたMD、すっごい良かった」
ま・じ・で・!