☆ハイローハート
調教って……

そんな激しい性癖はない

それに、

「でも……気の強い女っつったって俺、あこは調教できる気がしねーよ」

「うん、あこの場合はもう理一の姉ちゃんだからね」


ナルは笑いながら俺の肩をベシベシ叩いてくる

とよきが俺を見ながら口を開いた


「初めて諸岡にあった日のこと覚えてるか?
黒のスケたパンツ履いて、ベッドにしがみつきながら悲鳴あげてたの」

「覚えてるよ」

「確かに、すごいインパクトだったけどさ
ああゆう状況に一番萌えんのは、やっぱ理一だろ」


なんか俺だけすっげーアブノーマル扱いされてるんですけど


「早く、みさき帰って来るといいな」


とナルは言ったけれど、この話の流れで言われると返事しづらい

とよきは「その前に、さやかなんとかしろよ」と声のトーンを少し落とした


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