☆ハイローハート
そういやあこと一緒にへそピアスあけるって言ってたもんな……
二人が戻ってくると、さやかは興味津々って感じで話し出した
「あこちゃんて、この三人とは付き合わないんだと思ってた~」
「アタシもそう思ってた」
「結局身近なところにおさまるんだね」
あこは紅茶を混ぜる手を止めて、目だけでとよきを見ると「視野が狭いって、とよき」と言った
「え~、違うよ種田くん、そんな意味じゃないよ?
やっぱりずっと知ってる人と一緒にいるのは居心地がいいよねって話
二人仲良しでうらやましい~」
さやかがそう言ってもあこはドーナツにかじりついて返事はしない
とよきは「身近にいるのがあこじゃなかったら、他の女でいいけど」と、めっちゃ普通に愛の言葉を発した
あこが驚いてちょっと紅茶をこぼしそうになっている
「OH!“まい”ゴッド!」
……外人かっつーの
あこは紅茶を置いて更に「OH!“まいまい”……ゴッド」と半笑いで言った
……???
「お前な……」
ととよきに怒った目で見られたあこは「うそうそ、ごめんごめん」と笑いながらとよきの腕をトントンと叩いた
その指先にラメの入った透明マニキュアがキラキラしていて……
あこの手に、みさきの手がかさなる
視線に気付いたあこが「……何?」と自分の指先を見たから、俺は首を振った
「一緒に遊園地に行ったあこちゃんの友達って……えっと名前なんだっけ??」
さやかの質問にあこは「モロの事?」と答える
「そうそう、諸岡……みゆきちゃんだっけ??」
あこのドーナツにまで手を伸ばそうとしたとよきの手をペチッと叩くと、「今日MJ連れてくれば良かった」とあこは小声で呟いた
「みさきだよ、諸岡み・さ・き」
とナルがご丁寧に訂正したにも関わらず、さやかはみさきを“その子”呼ばわりする
「その子は、彼氏いたっけ??」
二人が戻ってくると、さやかは興味津々って感じで話し出した
「あこちゃんて、この三人とは付き合わないんだと思ってた~」
「アタシもそう思ってた」
「結局身近なところにおさまるんだね」
あこは紅茶を混ぜる手を止めて、目だけでとよきを見ると「視野が狭いって、とよき」と言った
「え~、違うよ種田くん、そんな意味じゃないよ?
やっぱりずっと知ってる人と一緒にいるのは居心地がいいよねって話
二人仲良しでうらやましい~」
さやかがそう言ってもあこはドーナツにかじりついて返事はしない
とよきは「身近にいるのがあこじゃなかったら、他の女でいいけど」と、めっちゃ普通に愛の言葉を発した
あこが驚いてちょっと紅茶をこぼしそうになっている
「OH!“まい”ゴッド!」
……外人かっつーの
あこは紅茶を置いて更に「OH!“まいまい”……ゴッド」と半笑いで言った
……???
「お前な……」
ととよきに怒った目で見られたあこは「うそうそ、ごめんごめん」と笑いながらとよきの腕をトントンと叩いた
その指先にラメの入った透明マニキュアがキラキラしていて……
あこの手に、みさきの手がかさなる
視線に気付いたあこが「……何?」と自分の指先を見たから、俺は首を振った
「一緒に遊園地に行ったあこちゃんの友達って……えっと名前なんだっけ??」
さやかの質問にあこは「モロの事?」と答える
「そうそう、諸岡……みゆきちゃんだっけ??」
あこのドーナツにまで手を伸ばそうとしたとよきの手をペチッと叩くと、「今日MJ連れてくれば良かった」とあこは小声で呟いた
「みさきだよ、諸岡み・さ・き」
とナルがご丁寧に訂正したにも関わらず、さやかはみさきを“その子”呼ばわりする
「その子は、彼氏いたっけ??」