☆ハイローハート
「あの、ちょっとは……俺に対するうっぷん、晴れましたかね??」
「占うつもりが、私がストレス発散してしまったという」
MJがうつむいてクスクス笑った
……ウケた
「あなたが悪意のないバカだってわかっただけでも貴重な時間だったわ」
アハハ
ちっとも笑えませんけど
って思ってるのは俺だけで、あこととよきは大爆笑
似た物カップルめ
「MJ……俺ね、怒ってくれる人がいてくれて良かったって思ってる」
「ほんとおめでたい人ね
怒られない人間になろうとしなさいよ」
「あ、なるほど」
「……周りの人間に恵まれていて良かったわね……」
と半ばあきれ返ったMJのひきつった笑顔を見ながら
「ありがたいね~~~」
と微笑んだ
立派な門構えをくぐって出る
あっという間に暗くなっていく空の下
「あこの家寄っていい?」
ととよきがあこに聞いている声がかすかに聞こえて、ついくせで……
「え、俺も!」
と言ってしまったんだけど、とよきに速攻で「無理」と拒否られた
「占うつもりが、私がストレス発散してしまったという」
MJがうつむいてクスクス笑った
……ウケた
「あなたが悪意のないバカだってわかっただけでも貴重な時間だったわ」
アハハ
ちっとも笑えませんけど
って思ってるのは俺だけで、あこととよきは大爆笑
似た物カップルめ
「MJ……俺ね、怒ってくれる人がいてくれて良かったって思ってる」
「ほんとおめでたい人ね
怒られない人間になろうとしなさいよ」
「あ、なるほど」
「……周りの人間に恵まれていて良かったわね……」
と半ばあきれ返ったMJのひきつった笑顔を見ながら
「ありがたいね~~~」
と微笑んだ
立派な門構えをくぐって出る
あっという間に暗くなっていく空の下
「あこの家寄っていい?」
ととよきがあこに聞いている声がかすかに聞こえて、ついくせで……
「え、俺も!」
と言ってしまったんだけど、とよきに速攻で「無理」と拒否られた