☆ハイローハート
週末に終業式をひかえた日
変わっていく気温
変わっていく景色
周囲はどんどんと変わっていく
「昨日あれからあこに電話した??」
「…………」
してねーんだ
この様子だと多分あこから電話がかかってきたってのもない
とよきの背後にある廊下側の窓がシュンと開いて「おお、理一もここにいた!」とナルが顔を出した
「昨日の合コンにさ、めっちゃかわいい子がいてさー」
「へえ~」
「かわいい系っていうよりは、キレイ系?美人系?」
「知らねーよ」
俺は適当な返事を繰り返す
とよきにいたっては聞いてない
「んで、昨日早速メールしてさ~
いつまでもメールのやり取りが続くからこれじゃ電話したほうがいいねってなって
夜中に1時間も長電話しちゃってさ~
しかも今日会うことになったんだよ」
ハッピーだな、ナルはいつも
「これはもうイケるよな??
絶対イケるだろ??」
「100パー大丈夫なんじゃね?」
と俺が返事すると満足そうに笑ったナルが「で、とよきはなんかあった??」と窓から身を乗り出した
変わっていく気温
変わっていく景色
周囲はどんどんと変わっていく
「昨日あれからあこに電話した??」
「…………」
してねーんだ
この様子だと多分あこから電話がかかってきたってのもない
とよきの背後にある廊下側の窓がシュンと開いて「おお、理一もここにいた!」とナルが顔を出した
「昨日の合コンにさ、めっちゃかわいい子がいてさー」
「へえ~」
「かわいい系っていうよりは、キレイ系?美人系?」
「知らねーよ」
俺は適当な返事を繰り返す
とよきにいたっては聞いてない
「んで、昨日早速メールしてさ~
いつまでもメールのやり取りが続くからこれじゃ電話したほうがいいねってなって
夜中に1時間も長電話しちゃってさ~
しかも今日会うことになったんだよ」
ハッピーだな、ナルはいつも
「これはもうイケるよな??
絶対イケるだろ??」
「100パー大丈夫なんじゃね?」
と俺が返事すると満足そうに笑ったナルが「で、とよきはなんかあった??」と窓から身を乗り出した