☆ハイローハート
「「かわいい……」」
ナルのケータイをのぞきこんだ俺ととよきの声がかぶる
「だっろ~?
だっろ~~~??!!
かわいーだろ~~??!!!」
オンザ眉毛の前髪と肩くらいまでの髪はくるんと内巻きで、黒目がちの丸い目と笑うとあがる口角
制服のブラウスからのぞくネックレスに気付いて、俺はますますケータイに顔を近づけた
「このネックレス、みさきと一緒のだ」
「ネックレス~?」
とナルは視点を変えると「ああ、ティファニーじゃん、みさきこんなのしてたっけ?」と首を傾げた
してた
みさきの鎖骨にいつもぶつかってたクロスのネックレス
「へえ、ティファニーねえ……
昔の男にでもプレゼントしてもらったのかな?」
ナルの一言に「えっっ!!」と過剰に反応してしまった
「いや……わかんねーけど……
ティファニーっつったら男が女にプレゼントするイメージだからさ」
それからまた風香ちゃんの話に切り替わって、俺は自分のケータイで“ティファニー”を検索した
こうゆう時、みさきやあこのスマートフォンがすっごくうらやましい
みさきが帰って来るまでに機種変するかな……
昨日の合コンの話を1から10まで話すナルのおかげで、あっという間に時間は過ぎて行く
窓の外をみたナルが「あこ来ないなー、見逃してるとかねーよな??」と眉を寄せる
「ないと思うけど、結構見通しいいし」と俺も横目で外を見た
「俺そろそろ風香ちゃんと待ち合わせの時間だから行くね」
ナルが行ってしまった後とよきはぼんやりと暮れ行く景色を眺めていて、俺は相変わらずケータイでティファニーのネックレスを見ていた
ナルのケータイをのぞきこんだ俺ととよきの声がかぶる
「だっろ~?
だっろ~~~??!!
かわいーだろ~~??!!!」
オンザ眉毛の前髪と肩くらいまでの髪はくるんと内巻きで、黒目がちの丸い目と笑うとあがる口角
制服のブラウスからのぞくネックレスに気付いて、俺はますますケータイに顔を近づけた
「このネックレス、みさきと一緒のだ」
「ネックレス~?」
とナルは視点を変えると「ああ、ティファニーじゃん、みさきこんなのしてたっけ?」と首を傾げた
してた
みさきの鎖骨にいつもぶつかってたクロスのネックレス
「へえ、ティファニーねえ……
昔の男にでもプレゼントしてもらったのかな?」
ナルの一言に「えっっ!!」と過剰に反応してしまった
「いや……わかんねーけど……
ティファニーっつったら男が女にプレゼントするイメージだからさ」
それからまた風香ちゃんの話に切り替わって、俺は自分のケータイで“ティファニー”を検索した
こうゆう時、みさきやあこのスマートフォンがすっごくうらやましい
みさきが帰って来るまでに機種変するかな……
昨日の合コンの話を1から10まで話すナルのおかげで、あっという間に時間は過ぎて行く
窓の外をみたナルが「あこ来ないなー、見逃してるとかねーよな??」と眉を寄せる
「ないと思うけど、結構見通しいいし」と俺も横目で外を見た
「俺そろそろ風香ちゃんと待ち合わせの時間だから行くね」
ナルが行ってしまった後とよきはぼんやりと暮れ行く景色を眺めていて、俺は相変わらずケータイでティファニーのネックレスを見ていた