☆ハイローハート
昨日はハッピーって思っていたら地獄に落ちて、ちょっと明かりが射しこんだって思ったら雲がそれを覆い、結局何なんだってうなだれていたら最後の最後に天使がちょっとだけ微笑んだ
あれから再び5階に降りると、みさきに「もう!なんで勝手にどっか行くん~、みんなでそば食べようってなってたのに!」と言われたから思わず
「そばなんかいつでも食えるだろ
俺腹減ってなかったし」
と顔を直視できずにそっけなく言ってしまった
すぐに背後から襟元をぐいっとひっぱられてバランスを崩す
そこには怖い顔のMJ
「ちょっと、いい?」
とすかさずみんなから距離を取るようにそのまま襟をねじって引かれた
「な、なんっすか」
「自分の思い通りにいかないからってモロに八つ当たりすると、その口を針と糸で縫いつけるわよ」
“針千本の~ます”って言われるより、MJはまじで口を縫いそうで怖い
「はい……わかりました」
「私に呪われたくなかったら優しくしなさい
今まで以上に、誰よりも、自分自身よりも」
「はい」
……心がけます
MJの手がやっと服を解放して、俺は体勢を立て直した
ふぅ……
なんて胸をなでおろしていると、そんなことも露知らずなみさきに名前を呼ばれた
「理一」
「なんでございましょう」
「……明日、理一の家行っていい??龍一とママに会いたいねんけど」
「おいでなさいませ」
背後からベシッとMJに叩かれた
あれから再び5階に降りると、みさきに「もう!なんで勝手にどっか行くん~、みんなでそば食べようってなってたのに!」と言われたから思わず
「そばなんかいつでも食えるだろ
俺腹減ってなかったし」
と顔を直視できずにそっけなく言ってしまった
すぐに背後から襟元をぐいっとひっぱられてバランスを崩す
そこには怖い顔のMJ
「ちょっと、いい?」
とすかさずみんなから距離を取るようにそのまま襟をねじって引かれた
「な、なんっすか」
「自分の思い通りにいかないからってモロに八つ当たりすると、その口を針と糸で縫いつけるわよ」
“針千本の~ます”って言われるより、MJはまじで口を縫いそうで怖い
「はい……わかりました」
「私に呪われたくなかったら優しくしなさい
今まで以上に、誰よりも、自分自身よりも」
「はい」
……心がけます
MJの手がやっと服を解放して、俺は体勢を立て直した
ふぅ……
なんて胸をなでおろしていると、そんなことも露知らずなみさきに名前を呼ばれた
「理一」
「なんでございましょう」
「……明日、理一の家行っていい??龍一とママに会いたいねんけど」
「おいでなさいませ」
背後からベシッとMJに叩かれた