☆ハイローハート
何、これ……
ブラジャーの上、首の中心から真下に下がったあたり……
下着から手を離して、肩辺りまで露出させると、そこには青いバラが一輪大きく花を開いていた
「これ何」
「……ああ、青いバラ?」
「本物?」
「?……本物って?」
「ペイント??」
「ううん、本物」
白い背中に真っ青に咲いている
「すげ……」
と片手でそのバラをなぞって、その横が赤くあざになっているのが目に入った
……あざじゃ、ない
ダイソンの扇風機の仕組みを得意気に説明された日
アイツは「青いバラ、見たことある?」なんて遠まわしに聞いてきやがった
花に興味ないと答えたときの国坂の笑顔の意味が、今わかる
これは、アイツのキスマークだ
むかつく
しかも、みさきはなんでこんなに……無防備なわけ?
みさきの背中を押しながら立ち上がって首からスッと服を引き抜くと、狭い部屋だからすぐに彼女は壁に手をついた
その手を両手で固定して、青いバラに熱い息と唇を押し当てた
「理一……」
「隙、見せんなよ」
ブラジャーの上、首の中心から真下に下がったあたり……
下着から手を離して、肩辺りまで露出させると、そこには青いバラが一輪大きく花を開いていた
「これ何」
「……ああ、青いバラ?」
「本物?」
「?……本物って?」
「ペイント??」
「ううん、本物」
白い背中に真っ青に咲いている
「すげ……」
と片手でそのバラをなぞって、その横が赤くあざになっているのが目に入った
……あざじゃ、ない
ダイソンの扇風機の仕組みを得意気に説明された日
アイツは「青いバラ、見たことある?」なんて遠まわしに聞いてきやがった
花に興味ないと答えたときの国坂の笑顔の意味が、今わかる
これは、アイツのキスマークだ
むかつく
しかも、みさきはなんでこんなに……無防備なわけ?
みさきの背中を押しながら立ち上がって首からスッと服を引き抜くと、狭い部屋だからすぐに彼女は壁に手をついた
その手を両手で固定して、青いバラに熱い息と唇を押し当てた
「理一……」
「隙、見せんなよ」