☆ハイローハート
「とよき、弁護士に……なりたいの??」
「ゆくゆくは」
「……国立大、目指してんの?」
「まず第一関門としてな」
「こんなとこで遊んでて、受かるの?」
「……さあ?まあ、まだわかんねーけど」
「それ、アタシのため?」
「俺のためで、お前の…ため」
本末転倒だっつーの
アタシは、とよきと……別れようとすら思ったのに
思いがまとまらなくて、決断こそしていなかったけれど
弁護士に、なりたいって
「別れようと、思った」
アタシがそういうと、とよきは思いがけず「やっぱり?」と返答した
「やっぱりって……」
「諸岡に言われた
俺が先にあこを傷つけたって」
「モロに?」
「おお、やっぱり、お前の友達って感じだったわ
諸岡って、お前やMJに比べると温厚に見えるじゃん?」
「……MJよりは圧倒的にね」
「だけど、全然
俺、すげー責められたし」
「モロのことだから、優しく責められただけでしょ」
「……でも、結構こたえたよ……」
「ふ~ん…………」
モロと理一は、ケーキ食べたかな
理一のニヤけた顔がぽんっと浮かんでイラっとする
「ごめん」
とよきは自分のひざに顔をぶつけるんじゃないかと思うくらい、突然頭を下げた
「ゆくゆくは」
「……国立大、目指してんの?」
「まず第一関門としてな」
「こんなとこで遊んでて、受かるの?」
「……さあ?まあ、まだわかんねーけど」
「それ、アタシのため?」
「俺のためで、お前の…ため」
本末転倒だっつーの
アタシは、とよきと……別れようとすら思ったのに
思いがまとまらなくて、決断こそしていなかったけれど
弁護士に、なりたいって
「別れようと、思った」
アタシがそういうと、とよきは思いがけず「やっぱり?」と返答した
「やっぱりって……」
「諸岡に言われた
俺が先にあこを傷つけたって」
「モロに?」
「おお、やっぱり、お前の友達って感じだったわ
諸岡って、お前やMJに比べると温厚に見えるじゃん?」
「……MJよりは圧倒的にね」
「だけど、全然
俺、すげー責められたし」
「モロのことだから、優しく責められただけでしょ」
「……でも、結構こたえたよ……」
「ふ~ん…………」
モロと理一は、ケーキ食べたかな
理一のニヤけた顔がぽんっと浮かんでイラっとする
「ごめん」
とよきは自分のひざに顔をぶつけるんじゃないかと思うくらい、突然頭を下げた