☆ハイローハート
「国坂くん?」とあこに聞かれたけれど
「……いや、理一
おやすみって」
「ふ~~~ん」
それに続いてMJまでもが「ふ~~~ん」って唸っている
…………
えっと
…………
「内緒なの?」
と口を開いたのはMJだった
「え?」
「だって、昨日あこととよきくんは一緒だったわけだし、じゃあモロとりの字がつく男は何してたのかしら?って話でしょ?」
……MJ、りの字がつく男って……
「内緒ってわけじゃ……」
「MJ、何もないわけないでしょ、りの字だよ?」
口ごもっているアタシにあこは遠慮なくかぶせてくる
「そうね、りの字だものね、わかっているんだけど」
MJにもあこにも丸バレですか
ですね
だけど、何て言えばいいのかわからない
「あの、……ダメなことってのは、わかってるんだけど、ネ」
と小さく言うと、MJが「ダメなこと?」と繰り返した
「あのね、モロ」
そう言ったMJが姿勢を正してアタシを見るから、アタシも自然と背筋をのばして彼女を見返した
「……いや、理一
おやすみって」
「ふ~~~ん」
それに続いてMJまでもが「ふ~~~ん」って唸っている
…………
えっと
…………
「内緒なの?」
と口を開いたのはMJだった
「え?」
「だって、昨日あこととよきくんは一緒だったわけだし、じゃあモロとりの字がつく男は何してたのかしら?って話でしょ?」
……MJ、りの字がつく男って……
「内緒ってわけじゃ……」
「MJ、何もないわけないでしょ、りの字だよ?」
口ごもっているアタシにあこは遠慮なくかぶせてくる
「そうね、りの字だものね、わかっているんだけど」
MJにもあこにも丸バレですか
ですね
だけど、何て言えばいいのかわからない
「あの、……ダメなことってのは、わかってるんだけど、ネ」
と小さく言うと、MJが「ダメなこと?」と繰り返した
「あのね、モロ」
そう言ったMJが姿勢を正してアタシを見るから、アタシも自然と背筋をのばして彼女を見返した