☆ハイローハート
「サッカーの試合??」
昼休み、MJはパワーストーンを太陽の光にあてて“浄化”させ“エナジーチャージ”するために窓際の机の上に石を並べている
石は正に神秘の輝きを放つ
以前のあこはこんな状況をみたら絶対つっこんでたと思うんだけど、今では慣れっこでむしろ楽しんで“MJに占ってもらったら~”なんて営業までしてるくらい
「うん、理一に見に来てって言われてん
あことMJも一緒に」
「へえ」
「それにあことMJが一緒やったら国坂くんも何も言わないし!」
「ふ~ん」
「お願い」
「見に行ってあげたいのね?」
MJの見透かすような目をごまかせる気がしない
「うん……最近マジで練習がんばってるみたいやし……」
「りの字のがんばっているところが想像つかないわ」
「“りの字”も“理一”も同じ文字数やねんから、理一って呼んであげて」
いたたまれなくてそういうと、MJはものすごく不敵に笑った
天然石の不思議な模様を通過した太陽光がアタシに降り注いで、神聖な気分になる
人を差別することなく平等に照らす太陽のように、あことMJはアタシを非難することはない
二人の男性を同時に好きになるって、ありえないこと??
「道徳の教科書通り生きていても幸せをつかめないときだってあるわ
一緒に行ってもいいわよ、サッカー観戦」
「ありがとう~~~
じゃあ10月はじめの土曜日はみんなで行こう!!」
とホクホクしていると「え、なあに?楽しそう~どこ行くの?」とちひろが立っていた
昼休み、MJはパワーストーンを太陽の光にあてて“浄化”させ“エナジーチャージ”するために窓際の机の上に石を並べている
石は正に神秘の輝きを放つ
以前のあこはこんな状況をみたら絶対つっこんでたと思うんだけど、今では慣れっこでむしろ楽しんで“MJに占ってもらったら~”なんて営業までしてるくらい
「うん、理一に見に来てって言われてん
あことMJも一緒に」
「へえ」
「それにあことMJが一緒やったら国坂くんも何も言わないし!」
「ふ~ん」
「お願い」
「見に行ってあげたいのね?」
MJの見透かすような目をごまかせる気がしない
「うん……最近マジで練習がんばってるみたいやし……」
「りの字のがんばっているところが想像つかないわ」
「“りの字”も“理一”も同じ文字数やねんから、理一って呼んであげて」
いたたまれなくてそういうと、MJはものすごく不敵に笑った
天然石の不思議な模様を通過した太陽光がアタシに降り注いで、神聖な気分になる
人を差別することなく平等に照らす太陽のように、あことMJはアタシを非難することはない
二人の男性を同時に好きになるって、ありえないこと??
「道徳の教科書通り生きていても幸せをつかめないときだってあるわ
一緒に行ってもいいわよ、サッカー観戦」
「ありがとう~~~
じゃあ10月はじめの土曜日はみんなで行こう!!」
とホクホクしていると「え、なあに?楽しそう~どこ行くの?」とちひろが立っていた