☆ハイローハート
サッカーの予選が行われるグラウンドはきちんと観覧席まである大きなところだった
しかも……
「女の観客多いな」
理一達のベンチ近くに座ってるってことは多分、理一達の応援っぽい
後輩っぽいのとか、選手の家族っぽいのとか、選手の彼女っぽいのとか……
とイスの上に立って見渡していると、あこが「風香ちゃん!」と一人で座っている女の子に呼びかけた
「あ~あこさん!!良かったァ~~
今日一緒に来る友達がいなくて一人だったの」
「一緒に見よ」
風香ちゃんって……
「ナルの彼女??」
とアタシが目を輝かせると「噂のみさきさん??」と向こうはもっと目を輝かせてくれる
そして、アタシの横で涼しくジャスミンティーを飲んでいるMJを見て
「もしかして、MJさんですか!!!」
とあがめるように階段を駆け上がってきた
ベンチのところに理一がいるのが見えて、階段を一番下まで降りて身を乗り出す
「りーいちっ」
と呼ぶと理一とナルが振り返った
手を伸ばしても届かない距離だけど、精一杯伸ばして手を振る
「風香ちゃんがね、一人で来てるから相手してやってよ」
とナルは開口一番そう言った
ちょっと後ろをみると、あこが風香ちゃんにちひろを紹介してる
「イケメン探しに余念のない真木ちひろさんです」
……どんな紹介やねん!
しかも……
「女の観客多いな」
理一達のベンチ近くに座ってるってことは多分、理一達の応援っぽい
後輩っぽいのとか、選手の家族っぽいのとか、選手の彼女っぽいのとか……
とイスの上に立って見渡していると、あこが「風香ちゃん!」と一人で座っている女の子に呼びかけた
「あ~あこさん!!良かったァ~~
今日一緒に来る友達がいなくて一人だったの」
「一緒に見よ」
風香ちゃんって……
「ナルの彼女??」
とアタシが目を輝かせると「噂のみさきさん??」と向こうはもっと目を輝かせてくれる
そして、アタシの横で涼しくジャスミンティーを飲んでいるMJを見て
「もしかして、MJさんですか!!!」
とあがめるように階段を駆け上がってきた
ベンチのところに理一がいるのが見えて、階段を一番下まで降りて身を乗り出す
「りーいちっ」
と呼ぶと理一とナルが振り返った
手を伸ばしても届かない距離だけど、精一杯伸ばして手を振る
「風香ちゃんがね、一人で来てるから相手してやってよ」
とナルは開口一番そう言った
ちょっと後ろをみると、あこが風香ちゃんにちひろを紹介してる
「イケメン探しに余念のない真木ちひろさんです」
……どんな紹介やねん!