☆ハイローハート
……ナルいじめがおもしろくて、内心ウキウキしていると、椅子に座った理一が大きなため息をついた
ん?なんだ??
理一もモロに惚れたか??
子犬のさやかはどーした??
「あのさ……あこ」
理一がボソッと話し出す
……暗いな、オイ
「男と女が距離を縮めるには、どうすればいいと思う?」
「男と女って、あんたとさやかの話??」
「……まあ、そうゆうこと」
「デートでもすれば??」
「だよな!!デートだよな!!」
いきなり理一のテンションがあがって面食らう
「ああ、うん……そうなんじゃない??」
「そっか、そっか、さすがあこだな
で、あこはゴールデンウィークいつがあいてる??」
……アタシの予定聞いてどーするんじゃい
横でとよきが頭をガシガシ掻きだすから、……妙な空気をいやでも感じた
「何?理一何の話してんの??」
とよきが理一に「自分でちゃんと言え!」と怒っている
「今日さやかちゃんと一緒にお昼食べてる時にゴールデンウィークの話になってさ
俺、あこやとよき達と遊園地行く約束してるから、さやかちゃんも一緒に行こうよ!
って言っちゃったんだよね」
「……」
大体察しはつくけど
「ほら、いきなり二人っきりでデートしてもなんつーか緊張するし、最初はグループ交際的な感じでさ」
「緊張って、あんた別に女と付き合うのはじめてじゃないじゃん」
「でもさ、お前、近藤さやかは学年のアイドルだぞ?」
……関係あるか!!
理一が両手の指を順番に折っていく
「俺、とよき、ナルだろ、……で、あこ、さやか……」
人数を合わせろといわんばかりに理一がこっちを見るから
「……モロ?」
と応じてしまった
ん?なんだ??
理一もモロに惚れたか??
子犬のさやかはどーした??
「あのさ……あこ」
理一がボソッと話し出す
……暗いな、オイ
「男と女が距離を縮めるには、どうすればいいと思う?」
「男と女って、あんたとさやかの話??」
「……まあ、そうゆうこと」
「デートでもすれば??」
「だよな!!デートだよな!!」
いきなり理一のテンションがあがって面食らう
「ああ、うん……そうなんじゃない??」
「そっか、そっか、さすがあこだな
で、あこはゴールデンウィークいつがあいてる??」
……アタシの予定聞いてどーするんじゃい
横でとよきが頭をガシガシ掻きだすから、……妙な空気をいやでも感じた
「何?理一何の話してんの??」
とよきが理一に「自分でちゃんと言え!」と怒っている
「今日さやかちゃんと一緒にお昼食べてる時にゴールデンウィークの話になってさ
俺、あこやとよき達と遊園地行く約束してるから、さやかちゃんも一緒に行こうよ!
って言っちゃったんだよね」
「……」
大体察しはつくけど
「ほら、いきなり二人っきりでデートしてもなんつーか緊張するし、最初はグループ交際的な感じでさ」
「緊張って、あんた別に女と付き合うのはじめてじゃないじゃん」
「でもさ、お前、近藤さやかは学年のアイドルだぞ?」
……関係あるか!!
理一が両手の指を順番に折っていく
「俺、とよき、ナルだろ、……で、あこ、さやか……」
人数を合わせろといわんばかりに理一がこっちを見るから
「……モロ?」
と応じてしまった