☆ハイローハート
そんな水面下のアタシ達の戦いの勝敗はさておき……
ナルと理一は一緒に出てきたんだけど、二人組が猛ダッシュで理一をつかまえたから……
がっつき度は圧倒的大差で負けてしまった
無事ナルと風香ちゃんを会わせることもできたことですし……
「ね、せっかくちひろも一緒やねんしぃ~~
ファミレスでドリンクバーでしゃべろー」
とアタシが提案すると、ちひろが「ヤッター」と肩までの髪をはねさせた
「いいけど、モロはあの男に声かけなくていいの?」
MJが理一を横目で見ているけれど、アタシは「うん、いいの」と先陣切ってエントランスを出た
「あっ理一~~~」
背後であこが理一に大声で呼びかけている
「理一のママが昨日、うちにわざわざ種無し巨峰いっぱい持って来てくれたの
あれ、すっごいおいしかった~ってママに言っておいて!
じゃ、アタシ達帰るね~
試合勝っておめでと!
ばいばーい!!!」
MJは理一を一瞥
アタシとちひろも振り返って理一に手を振った
四人で歩き始めると、ちひろがあこに「ナイスファイト」と声をかける
するとMJがすかさず「ちひろの方がナイスファイトだったわ」と思い出し笑いをはじめた
確かに、今日の名言
「巨乳かデブか紙一重、は言われたらキツイよな~」
アタシもそういって笑っていると、遠くで二人組に離してもらえないのか「あっ、ちょっ……みさきっ」って理一の声が聞こえてきたけど、振り返ることはしなかった
ナルと理一は一緒に出てきたんだけど、二人組が猛ダッシュで理一をつかまえたから……
がっつき度は圧倒的大差で負けてしまった
無事ナルと風香ちゃんを会わせることもできたことですし……
「ね、せっかくちひろも一緒やねんしぃ~~
ファミレスでドリンクバーでしゃべろー」
とアタシが提案すると、ちひろが「ヤッター」と肩までの髪をはねさせた
「いいけど、モロはあの男に声かけなくていいの?」
MJが理一を横目で見ているけれど、アタシは「うん、いいの」と先陣切ってエントランスを出た
「あっ理一~~~」
背後であこが理一に大声で呼びかけている
「理一のママが昨日、うちにわざわざ種無し巨峰いっぱい持って来てくれたの
あれ、すっごいおいしかった~ってママに言っておいて!
じゃ、アタシ達帰るね~
試合勝っておめでと!
ばいばーい!!!」
MJは理一を一瞥
アタシとちひろも振り返って理一に手を振った
四人で歩き始めると、ちひろがあこに「ナイスファイト」と声をかける
するとMJがすかさず「ちひろの方がナイスファイトだったわ」と思い出し笑いをはじめた
確かに、今日の名言
「巨乳かデブか紙一重、は言われたらキツイよな~」
アタシもそういって笑っていると、遠くで二人組に離してもらえないのか「あっ、ちょっ……みさきっ」って理一の声が聞こえてきたけど、振り返ることはしなかった