☆ハイローハート
強引にドアを開けられて、タッチの差でケータイを取られるのとほぼ同時に電話の向こうから龍一の声
「龍一!!!」
と大きな声を出すと、画面の“通話終了”をあっさりタップされた
……隣人が持っているコーラのような液体が入ったグラスの中にケータイが沈んで行く
アタシがぼーっとグラスを見ていると「さあ、着替えるのを手伝うよ」と手をとられた
なすがまま
制服のシャツのボタンを外すと、アタシの背後にまわって肩からずらす
季節柄キャミを着ているけれど、青いバラはそれでは隠れない
ふっと服を脱がせる手が止まると、突然首をしめられた
「これは、何?
女が刺青なんて、ボクは許さないよ」
予想していなくて、瞬時に酸素不足
息が吸えない苦しさで、目を閉じただけで涙が自然と流れては落ちていった
「男の趣味?」
と更に首を絞める手に力が込められた
も……無理
「セシル」とアタシを呼びながら首から手が離れて行く
「……痕が少しのこるかもしれないけれど、この刺青は病院で消してもらおう」
そして、シャツをぬがされると、セーラー服をかぶされた
両手を通す
龍一……気付いて……
「龍一!!!」
と大きな声を出すと、画面の“通話終了”をあっさりタップされた
……隣人が持っているコーラのような液体が入ったグラスの中にケータイが沈んで行く
アタシがぼーっとグラスを見ていると「さあ、着替えるのを手伝うよ」と手をとられた
なすがまま
制服のシャツのボタンを外すと、アタシの背後にまわって肩からずらす
季節柄キャミを着ているけれど、青いバラはそれでは隠れない
ふっと服を脱がせる手が止まると、突然首をしめられた
「これは、何?
女が刺青なんて、ボクは許さないよ」
予想していなくて、瞬時に酸素不足
息が吸えない苦しさで、目を閉じただけで涙が自然と流れては落ちていった
「男の趣味?」
と更に首を絞める手に力が込められた
も……無理
「セシル」とアタシを呼びながら首から手が離れて行く
「……痕が少しのこるかもしれないけれど、この刺青は病院で消してもらおう」
そして、シャツをぬがされると、セーラー服をかぶされた
両手を通す
龍一……気付いて……