☆ハイローハート
国坂くんは首を傾げてアタシの言葉の続きを代弁してくれる
「恋って、どこでするんだと思う?
頭?心?
心って、心臓?
それとも形のない気持ち?
じゃあその気持ちってどこで認識するんだろう?
心臓?頭?」
だけどスラスラと国坂くんの口から流れ出るセリフに理解力はちっともついていかなくて
「な、なんて??」
と場違いに聞き返してしまった
「本能的にはみさきちゃんを幸せにしたいと思ってるのに、頭のどこかでみさきちゃんがそれを望んでいないことをわかってる
……そういうこと」
「……難しいね」
「ほんとだよ」
国坂くんといた日々は本当に素敵でした
楽しくて、幸せでした
これは、伝えてもいいこと……かな
「さて、じゃあ……」
「国坂くん!!あのね……あの……」
ぐるぐるの感情と比例して事実すら上手に話せない
「あの、……ケータイ!!
前のが壊れたから、新しいのにしたの」
「……聞くのはやめておく
かけたくならないとも限らないから」
拒まれて、ケータイを出そうとポケットに入れた手を出せなくなってしまった
「俺の番号は、まだわかる??」
「うん」
「困ったことがあったらいつでも連絡して、国坂塾生引き連れて助けに行くから」
と彼は自信たっぷりに微笑んだ
「恋って、どこでするんだと思う?
頭?心?
心って、心臓?
それとも形のない気持ち?
じゃあその気持ちってどこで認識するんだろう?
心臓?頭?」
だけどスラスラと国坂くんの口から流れ出るセリフに理解力はちっともついていかなくて
「な、なんて??」
と場違いに聞き返してしまった
「本能的にはみさきちゃんを幸せにしたいと思ってるのに、頭のどこかでみさきちゃんがそれを望んでいないことをわかってる
……そういうこと」
「……難しいね」
「ほんとだよ」
国坂くんといた日々は本当に素敵でした
楽しくて、幸せでした
これは、伝えてもいいこと……かな
「さて、じゃあ……」
「国坂くん!!あのね……あの……」
ぐるぐるの感情と比例して事実すら上手に話せない
「あの、……ケータイ!!
前のが壊れたから、新しいのにしたの」
「……聞くのはやめておく
かけたくならないとも限らないから」
拒まれて、ケータイを出そうとポケットに入れた手を出せなくなってしまった
「俺の番号は、まだわかる??」
「うん」
「困ったことがあったらいつでも連絡して、国坂塾生引き連れて助けに行くから」
と彼は自信たっぷりに微笑んだ