☆ハイローハート
「あーあー、もうアルティメットファイターはじまってるよ」
まるで我が家のようにテレビのスイッチを入れる理一
そしてその足で戸棚に向かうと、インスタントコーヒーを出した
「コーヒー入れるの?」と聞くとテレビから目をそらさずにうなずいている
「俺、食後は絶対ホットコーヒー飲みたい人なんだよ」
「じゃ、アタシいれるから座ってて」
「サンキュー」
アタシは小さめのやかんにお湯をわかしはじめた
マグカップに自分の分と理一の分のインスタントコーヒーと砂糖を入れる
理一はソファーに座らずアタシの横に立ったままテレビに見入っていた
「コスチェックには負けたくねーな」
「ジョルジュサンピエール、めちゃくちゃ紳士だもんね」
「だっろ~?ってお前詳しいね」
「さすがにこれだけ一緒に見てると覚えるって」
やかんがシュンシュンと徐々に湯気を吐き出している
「しかもジョルジュ、めちゃいい体やん?」
「キミ、そんなことばっか言ってると欲求不満みたいだよ」
……そういえば、今朝もとよきの体見てそんなこと言ってたなアタシ
やかんの火をとめると、カップにお湯をそそぐ
思ってたより勢いよく出たお湯がそれて、カップの取っ手を持っていたアタシの指にかかった
「アッツー!!!」
カップから手を離すとこぼしちゃうから、熱いけど冷静にテーブルに置いて
それからやかんを丁寧にコンロに置いた
そして、おもむろに
「熱い!熱い!痛い!!
アッツー!!!」
「何してんだよ、バカ」
大騒ぎするアタシの手をつかんで理一は流し台に行くと、流水にアタシの指をさらした
「ジンジンするー」
「やけどはまず冷やすの、知らねーの?」
理一はアタシから手を離すと、冷凍庫から保冷剤を取り出しに行く
まるで我が家のようにテレビのスイッチを入れる理一
そしてその足で戸棚に向かうと、インスタントコーヒーを出した
「コーヒー入れるの?」と聞くとテレビから目をそらさずにうなずいている
「俺、食後は絶対ホットコーヒー飲みたい人なんだよ」
「じゃ、アタシいれるから座ってて」
「サンキュー」
アタシは小さめのやかんにお湯をわかしはじめた
マグカップに自分の分と理一の分のインスタントコーヒーと砂糖を入れる
理一はソファーに座らずアタシの横に立ったままテレビに見入っていた
「コスチェックには負けたくねーな」
「ジョルジュサンピエール、めちゃくちゃ紳士だもんね」
「だっろ~?ってお前詳しいね」
「さすがにこれだけ一緒に見てると覚えるって」
やかんがシュンシュンと徐々に湯気を吐き出している
「しかもジョルジュ、めちゃいい体やん?」
「キミ、そんなことばっか言ってると欲求不満みたいだよ」
……そういえば、今朝もとよきの体見てそんなこと言ってたなアタシ
やかんの火をとめると、カップにお湯をそそぐ
思ってたより勢いよく出たお湯がそれて、カップの取っ手を持っていたアタシの指にかかった
「アッツー!!!」
カップから手を離すとこぼしちゃうから、熱いけど冷静にテーブルに置いて
それからやかんを丁寧にコンロに置いた
そして、おもむろに
「熱い!熱い!痛い!!
アッツー!!!」
「何してんだよ、バカ」
大騒ぎするアタシの手をつかんで理一は流し台に行くと、流水にアタシの指をさらした
「ジンジンするー」
「やけどはまず冷やすの、知らねーの?」
理一はアタシから手を離すと、冷凍庫から保冷剤を取り出しに行く