【完】俺ちゃまヤンキーと清純女子 夏祭り編
すぐに帰って来た翔君の手にはりんご飴。
「はい、柚恋。あげる」
「ありがとう・・・」
「どうしたの?そんな顔して。」
翔君になら言っていいかな?
「あのね、翔君がりんご飴をくれたのは嬉しかったよ?でも、手が離れちゃったでしょ?だから・・・。」
私がもごもごと言っていると手がふわっと包まれた。
「そんなことかぁ。俺も繋ぎたいし。」
そういって笑う翔君。
かっこよすぎだよぉ。