StrawberryPrincess
幼なじみ
「友菜ー!」
『ぅん...』
「友菜ー!起きなさい!」
1階からお母さんの怒鳴り声が聞こえる。
あたしはそれを無視して再びまた重たい瞼を落とす。
「いい加減にしなさーい!」
渋々、時計を見る。
まだ7時45分。
まだ45分じゃん。
『ー…45分!』
ガバッとベットから飛び起きる。
荒立たしく階段を下りる。
『お母さん!もっと早く起こしてよ!』
「はぁ!何言ってんの!何回も、 何回も声をかけたわよ!」
何故かイライラしてるお母さん。
けど、そんな事お構いなしにあたしは学校の準備を始める。
「たくっ!入学式だってのに遅刻 なんて恥ずかしい!」
『お母さん、弁当作ってくれた?』
「人の話し聞いてるの!?」
荒立だしく制服に着替える。
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