教室で秘密の?【短】



「で、何?」

グラグラと震源だったの張本人…飛鳥に聞くと。


「良いんですか?」

意外にあっさりした一言だった。


「はっ?何が?」


「だから、拓也に結のバージンあげても。

仮にもですよ…。仮にも、両想いだった2人ですよ。
まさかっ!って事だってありえるじゃないですか。」

まさか!って事ねぇ……。
俺だって、疑いたくはないんだけど疑っちゃうんだって。
そう他人に言われると余計に、そう思ってさぁ………。
自信が無くなっちゃうつーの。



「力抜いてって。
そんな震えてると入んないって。」


「ごめんね。」



そんな思いをもっと募らせる、結と拓也の会話。



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