イタル~another day~
「そろそろ帰ろうか」

「そうだね」

祭はまだまだ続いていたが、

みんなで帰ることにした。

「楽しかったね~」知沙が言うのに、みんな賛成した。

しゃべりながら歩いていると別れる角まですぐだった。


進が

「明日は?」と訊く。

「昼間のうちに"帰る"よ。明後日からまたバイトだし」

「そうか。じゃあまたしばらく会えないな」

「そのうち応援に行くよ」

「ああ」と進は真面目な顔をして、

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